ドイツ軍 ライン入りニット

さっと横に伸びる太すぎず細すぎないブルーラインが目を引く、ドイツ軍のニットをご紹介します。

袖のリブ部分にさらにリブを継ぎ足したような長い袖。

肩から太さを変えることなくぽってりと編まれているので、リブの手前でふっくらとたわみが出ます。

背中はラインは入らず、単色で編まれているのも好ましいです。
ややゆったりとした首元は男女問わず、少し抜けた感じで着用いただけるちょうどよい空き具合です。

見た目はローゲージでもなく厚みもほどよいニットなのですが、着用するとものすごく暖かいです。

若干起毛感があるのと、少しがさっとした手触りですので、羊毛の油分が抜けきっていないため保温性が高いのかもしれません。

なのでニットには珍しい脇の下の通気口も、アリで正解、と思います。

フィンガーホールといえるほど丁寧な作りではないですが、継ぎ足されたリブ部分は完全に縫い合わせることをせず、指が出るように簡潔なデザインで工夫がされています。

全体として地味、華やかさはないのですが、なんだか気になる、妙に愛着が湧いてしまいそうなアイテムです。

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