今回のコラボシューズの裏話というか、どういう意図でこのクレイジーカラーのスニーカー作ったのか?です。お時間ある方はどうぞ!
昨今のスニーカーブームを見て、足元からコーディネートを組む人も随分増えたなぁというところから始まりました。
NIKEブームが去り、adidasのサンバを中心としたローテクスニーカーが流行る中、時代を反映させるようなスニーカーを作れないかな?とLA POCHEのアイカさんに相談したのが始まりです。
ちなみに、普段履くスニーカーはどちらかというとハイテクものが多く、ニューバランスの992,993や、サロモンのXT-6などゴリゴリの機能性ものですね。
この辺は変わらず好きなのですが、ローテクなスニーカーも久々に履きたくなりました。
頭にあったのは、カラフルなイメージをローテクでやりたい。
そして、自分の文脈を活かせるデザインやネタを掘って探していました。
何個かネタ出しやサンプルを作ったのですが、最終的には”古着×ミリタリー”という自分が最も得意とする分野で、ハンティングウェア×ジャーマントレーナーに辿り着きました。
1960-1970年代のLLビーンのハンティングジャケットのカラーリングを参考に、
クレイジーな配色をやりたいなと。
この元ネタとなったジャケットやレマメイヤーもそうですが、クレイジーな配色だけど教養があるというか…本当にクレイジーでは無く、あくまで”お金持ちの遊び感”というのが好きなんですよね。
自分はそこまで配色に強くは無いので、
色合わせはディレクターのアイカさんにお願いして、企画を進めていただきました。
ジャーマントレーナー自体は運動用に作られた、ユーティリティデザインが光るシューズです。
なので、思いっきり遊んだデザインにしても土台がしっかりしている分いけるだろう!という算段はありまして。
方向性も決まり、1stサンプルからブラッシュアップしてゆき、最終的には左右で色が違うという…「これで大丈夫?」と言われそうな1足に仕上がりました。
正直オールブラックやネイビーなども考えたのですが…
売れ線を考えてやるのもいいですが、それは他のブランドさんやお店がやればいい事だと思い、偏った方に思いっきり舵を切りました。
見た目より意外と合わせやすく、楽しくコーディネートしたり、会話のきっかけにしてもらえると嬉しいです。
幸い予約も好評で、夫婦で購入してくださった方や、外国からもオファーを頂いたりと伝わっている方には伝わっていて嬉しく思います。
明日8月31日(土曜日)と9月1日(日曜日)はサイズサンプルも用意してミリタリアで受注できます。
ぜひお試しにいらしてください!
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