近代ミリタリーのグッドアイテム、フランス軍2000年代のパーカーをご紹介します。
落ち着いたダークトーン、柄自体にも角がなく、カモ柄の中では愛想がよいといえそうなパターンです。
取り外すことのできないフード(ツバにワイヤー入り)、腰からお尻をすべて覆うような大容量のバックポケットが特徴的です。
細かく見ていくと、拾えきれないくらいのギミックの多さ。
フロントジップは両開き、両脇下のサイドには体温を発散させるためのファスナーがつきます。
ポケットも各処に取り付けられていて、裏表、合わせて14個のポケットがあります。
特に内側は後ろ身頃の3分の1ほどが、収納に使用できるようになっています。
個人的には、袖口のマジックテープが長く取り付けられていて、限りなく細く絞れるというところが高ポイントです。
どこの腕の位置でも袖が止まるので、着こなしのバランスを取りやすいと思います。
素材はしなやかなナイロンのリップストップ素材。
小さな正方形を作るように編み込まれたナイロン繊維が、たとえば生地にダメージが入った場合でも、それ以上広がるのを抑えてくれます。
華やかさのない色合い、すごくよいと思います。
着用時にきちんと落ちるナイロン素材で、ポケットやドロストでメリハリのあるシルエットが出来上がります。
今回は迷彩の邪魔にならないカラーでインナーをまとめましたが、これぐらい落ち着いた迷彩柄なら、合わせるのに困ることはなさそうです。
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