2019年3月29日金曜日

リネンの作業着 その3

本日4回目のブログ更新です。



フランス海軍のリネンパンツをご紹介します。
3回連続でリネンパンツになってしまいましたね。

ここまでサイズやコンディションの良いリネンパンツが集まることも、
無くなってきてしまったので、テンションが上がってしまいました...
また、腕の良いクリーナーさんにお願いしたので、
細かいシミや汚れを丁寧に無くしてくれました!この辺もお勧めポイントってことで。





セーラーパンツの独特なデザイン。
好みは大きく分かれると思います。
腰まわりスッキリ、お尻から裾まではズドンというメリハリのあるシルエットが好きな方にはオススメです。





平織りのリネン素材、風を通さないようにミチミチに織られていますが、
肌触り自体はしっとりしています。

今日ご紹介したミリタリーパンツのリネン素材。
ミリタリーでリネン?何て言うとゴリゴリで強そうなイメージですが、
実際手に触れ触ってみるとその柔らかさや、落ち感にやられることは間違いないと思います。


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Address 〒166-0003 東京都杉並区高円寺南3丁目57−3、ベルクレストビル1F
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営業時間 14:00〜20:00    





リネンの作業着 その2

本日3回目のブログ更新です。




フニャっとしたリネン素材で作られたドイツ軍のワークパンツです。





もともとは海軍の作業着です。
厳格なドイツ人らしく懐中時計を入れるポケットの位置や、
案内線代わりのループまで取り付けられているのが合理的というか国民性というか。
キチンとしたデザインが見て取れます。



結構働いたようで、股下は大きくパッチワークされています。


こちらもヘリンボーン織りのリネン素材。
フランスのものよりも油分が多いせいか、
厚みがある割にはトロトロの手触りになっています。


膝下からのうねりも良い塩梅、生地のオチ感は本当に素晴らしいです。

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リネンの作業着 その1

本日2回目のブログ更新です。
トラウザーやシャツがクリーニングから上がってきました。
今日はトラウザーを中心にご紹介していきますね。



フランス軍から古いタイプのリネントラウザーが入荷します。



フィッシュテイルと呼ばれる、お尻の上のパターンが上にググッと上がるデザインです。
ちょっとしたインフォメーション。

タグは付いていないのですが、コインポケットが横ポケットにある点と、
フィッシュテール部分に補強布がついていることからファクトリーはbelle jardinereだと思います。

まだ百貨店ベルジャルディニエールとフランス軍がズブズブだった1910年〜1920年だい位によく見られるディテールです。




シルエットや大きなデザイン自体は軍企画があった為、他のものと大きな違いはありません。
あとこの長めの持ち出し布。この辺は絶対必要ない色気ですけどね、ベルジャルはよく使うんです。







ヘリンボーン織りのリネン素材。
リネンと言えど、厚みのある糸で織られているので以外とタフな作りです。



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入荷ではたくさんのご来店ありがとうございました。
バタバタとした店内でしたが、喜んでいただけた様でこちらも嬉しくなりました。

昨日クリーニングの商品が上がってきたので、
明日からまたお品出ししていきます。
こちらも楽しみにしていてください!

2019年3月22日金曜日

new arrival 14 フランス軍プリズナージャケット 

本日6回目のブログ更新です。
これで今日は最後の更新となります。



フランス軍のカバーオール、プリズナー仕様のものをご紹介いたします。
食料を保存する袋に使用されるようなヘンプ素材を用いたシンプルな一着です。


フランスの古いワークウェアによく見られる襟の形と、ポケットのつき方をしています。
裏地などもなく布の使用量なども極限まで簡素化されています。




何もないあっさりとした後ろ姿の整然とした雰囲気は、近寄りがたくもあるくらいです。
裏側の処理は袋縫いで、丁寧な処理はフランスらしいですね。
ただ縫う人は下手っぴだったみたいでステッチはガタガタですね。


状態はデッドストック、いまのとこ着用後の癖などはありません。
ガサガサッとした麻布なので、袖をまくったり行動によるシワなどが入り、着用するほどにその人にあった立体感の生まれる上着だと思います。


明日はいつも通り14時からオープンです。
皆様のご来店をお待ちしております。


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new arrival 13 フランス軍青緑色のハーフコート 

 本日5回目のブログ更新です。




フランス軍の青年兵のジャケットが久しぶりに入荷いたします。
今回の個体はデッドストック、フード付きです。




色褪せを感じない、青みがかった深いグリーンにモーターサイクルコートに使われるコロンとしたメタルボタンがよく映えます。
フロントを開けて着るとダブルの前合わせの分、生地が揺れ動き、ジャケットに本来はない陰影を作ってくれます。


大きめの立体感のあるフードは取り外し可能ですが、少しフォーマルな印象を持つデザインのこのコートに、フードがついているギャップは是非とも楽しんでいただきたいところです。


無駄やガタつきのないキレイな弧を描いていく肩のライン。
ラグランスリーブですので、多くの方に違和感なく着ていただけると思います。


背裏にだけ共布の裏地が入っています。
裏の始末はすべて折伏せ縫いを採用し、縫製もとても丁寧な仕上がりです。


コットンキャンバスの生地で作られたハーフコートは春のこの時期に最適な着心地です。
前を開けて生地を揺らして、少し肌に冷たい風がすり抜ける感覚を楽しんでいただけたらと思います。


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new arrival 12 フランス軍 M35シングルショートコート 


本日4回目のブログ更新です。


フランス軍M35ジャケット、シングルショートタイプが入荷いたします。
今回は生地はリネンタイプ、サイズ違いで2着店頭にお出しします。


Aラインのシルエットに十分に太さを持った袖はやや野暮ったく、フランス軍のモーターサイクルシリーズに共通する襟の形、少し前方に位置するエポレットなど主張するディテイルも多くもつ一着です。


ショート丈というのも、もしかしたらそのディテイルを包括するには少し器が足りないのかも、とも感じなくもない。
ですが袖を通していただければ、そのまとめられてない感じも含めて、自分らしく着てみたくなる一着だと思っていただけると思います。



今回お品出しする二着はどちらもデザインは同一ですが、サイズによって生地の持つ雰囲気が異なります。
表記4の小さい個体は、力強く経糸が走り、生地に深い陰影が出ています。
メタルボタンのサビた部分も生地とよく似合っています。



表記1の個体は、経糸緯糸のバランスはよく、明るく素直な表情です。
しっかりとした目の詰まったリネン生地は、着込むほどに体に馴染むのも楽しめそうです。


172cm男性スタッフが表記1、165cm女性スタッフが表記4を着用しています。
白いシャツに気負いなく、パパッときていただければそれで充分特別なジャケットになってくれると思います。


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new arrival 11 M38 モーターサイクル ダブルジャケット

本日3回目のブログ更新です。






フランス軍のモーターサイクルシリーズ、毎回人気のダブルのショートジャケットが入荷いたします。
今回はデッドストック、付属のライナーのついたものになります。


広く丸みのある襟から、肩のラインに沿うなだらかな曲線を描くラグランスリーブ。
しっかりとしたコットンキャンバス生地に対して、柔らかい線を多用したパターンが特長です。


後ろは熱がこもらないよう、またバイクに乗った時に背中の生地がつらないように、中心辺りが切り替えられています。



襟裏にはチンストラップがつき、閉めていただいてももちろん風の侵入を防ぐことができますが、ただ襟を立てるだけでも、程よく顔周りを包んでくれます。





付属のライナーと本体にはまったく同様の南仏の生産工場のタグがつきます。
ライナーと本体はもともと一緒のものではなく、年代や工場がバラバラということがあるのですが、これは当初からセットになっていたものと窺えます。
製造年数は1955年の後期タイプです。



サイズ表記は96−100とありますが、通常表記の2相当です。
左ウエストにだけベルトループが付属する珍しいタイプだと思います。


少し緑が強いカーキ色です。
着用時のシルエットもとても綺麗な個体だと思います。
お探しだった方には強くお勧めできる一着です。


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