真っ黒ではなくチャコールよりの墨色のショート丈、ロシア軍のタンカースジャケットをご紹介します。
ボリュウムといったら簡単ですが、どこにおいても、大きさやサイズ感が個性をプラスしてくれるアイテムです。
たとえば、襟は裏側にウール混の厚手の生地が貼られていて、ペタっとせずに立体的に立ち上がるところ。
取り外しのできるフードはパターンによってふんわり丸く背中に乗るところ。
太い袖、身幅の広いボックスシルエットもそうです。
これらがなかったら、頑丈でイカつい黒いジャケットになってしまいそうですが、それぞれがボリュウムや高さを持っていることで、立体感のあるかわいらしさのようなものを感じていただけます。
とはいっても、とても寒い土地の軍モノですので、前合わせは風が入らないよう、一枚生地が噛ませてあったり、腰元まで閉じられるよう内側にバックルがあったりの工夫があります。
裏地は薄手のブラックモールスキンのような起毛した生地が採用されています(写真上)。
またポケットに手を入れたときに暖かいよう配慮されて、ポケットは内側が起毛した素材です。
表地は目の詰まったコットンですが、着ていただくと実際の見た目よりもずいぶん暖かく感じていただけると思います。
ガボッと着用したときのボリュウムとシルエット、そしてニュアンスのあるブラックカラーがよいバランスのジャケットです。
インスタグラム instagram.com/militaria_tokyo
Address 〒166-0003 東京都杉並区高円寺南3丁目57−3、ベルクレストビル1FE-mail militaria.tokyo@gmail.com
営業時間 14:00〜20:00
0 件のコメント:
コメントを投稿