真冬のカモパンツ

「ジャングル」「熱帯」などのイメージがあるためか、冬場に迷彩柄をなかなか着るイメージがない方もいらっしゃるかと思います。
今回は当店の迷彩パンツを4点、冬場に提案したいコーディネートと合わせてご紹介します。

まずはベルギー軍の大柄の迷彩です。
もともとはオーバーパンツのため、フロントジッパーなどはなく、そのまま履いて紐でウエストを調節していただけます。
厚手のニットなどもインできる太めのウエストとシルエットです。

 

ズドンとしたシルエットですが緩やかなテーパードできれいな形をしています。
思いっきりボリュームのあるアイテムと合わせて、ビックシルエットを楽しんでいただきたいです。

次にフィンランド軍の迷彩です。
柔らかな色合いで丸い広葉樹を描いたような角のない迷彩柄は、なかでも癒し系といった位置づけでしょうか。

ヴィンテージのフィッシャーマンニットなどエンボスの強いニットとカチ合わせてみるのも面白いと思います。
編み柄×迷彩柄、なかなかオススメです。

続いてはリップストップ生地で作られた濃いめの色合いのオランダ軍のもの。
ポケットのつき方はイギリス軍に似ているような気もします。



両脇にはカーゴポケットがつき、強い色合いとあわせてパワフルな迷彩パンツです。
トップスは力みのない表情のホワイトカラーのチャイナジャケットを合わせました。
程よくきれいで力が抜けてるジャケットを合わせると、よいバランスにまとまると思います。

最後はNATO軍のグルカタイプの迷彩パンツです。

主にベージュを使った迷彩は柔らかな印象です。

ウィンドプルーフの少しツヤっとした生地を採用し、防寒性も期待できます。

やはり、ウエスト周りをコーディネイトのメインにするため、トップスはシンプルで編み目の美しいイギリス軍のニットを選びました。

カモの持つ印象そのままに夏場に履くと、あわせによっては「レジャー」や「遊び」の要素が強くでてしまうので、冬場のほうがファッションとしてシックにまとめられると思います。

また、膝丈のコートなどで見える分量が抑えられるので、初めて履いてみる方には冬がおすすめの時期かもしれません。

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