フランス軍から、M44バトルドレスジャケットのカーキモデルが入荷します。
M41、M44、M47と1940年代は改良を重ね、かなり頻繁にモデルチェンジが行われていました。
フロントや袖、フラップポケットなど、全てのボタンが比翼仕様になっています。
また、裾には多くのタックが入っており着用時に綺麗な丸みを帯びます。
苦手な方が多い印象のあるエポレットですが、後ろ見ごろ寄りに付いているのと柔らかく馴染んでだ生地が相まって、着る人に合わせた流れで緩やかに落ちていきます。
ぱっと見はイギリス軍のグリーンデニムジャケットとに似通ったディティールですが、所々フランス流にアレンジされています。
1番の特徴はヘンプリネンの生地でしょうか。
古いデニムのように、縦と横の糸がくっきりと浮き出るような色落ちをしています。
しっとりとしたタッチのよく馴染んだ個体 、プルプルとリネン特有の揺れが出ている個体など、生地によって少しずつ着心地やシルエットに違いがあるので、ぜひ着比べてみて下さい。
また、色味もグレーオリーブのようにくすんだカラーから、ベージュっぽくフェイドしたカーキカラーもご用意がございますので、お好みの1着が見つかると思います。
敬遠しがちなショート丈ですが、アームが太めなので良いバランスに仕上がっています。
カジュアルに着るならボリュームのあるボトムとスニーカー。
上品に着るならスラックスにローファーと合わせて。
幅広いスタイリングに馴染む、意外と出番の多い1着になりそうです。
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