2022年9月30日金曜日

【10/1(土)本入荷その11】 フランス軍 M38インディゴリネンのメカニックパンツ

 


 

フランス軍から、M38メカニックパンツが入荷します。

1940〜1950年代頃、タンカース部隊のメカニックなどが着用していました。





 

ウエストからズドンと一直線に伸びるストレートシルエット。

M38タンカーストラウザーズとほぼ同様のディティールをしています。

付属のベルトに同生地が使われていたり、深いインディゴに馴染むウッドボタンが使われていたりと、統一感のあるデザインに仕上がっています。

また、モーターサイクルパンツと違いサイドポケットがスラッシュではなく、袋が付いているのも嬉しいポイントです。



 

ウエスト内側には1940年のステンシルが見て取れます。

こちらは製造年数ではなく、支給された年が記されています。

 


一番の魅力である生地はヘリンボーン織のインディゴリネン素材。

ハリが残りつつも滑らかな揺れ、鈍い光沢やプルプルとした独特のタッチなど、フランスならではの上質なリネンは唯一無二の魅力を感じられます。


 

dead stock、未洗いとコンディションはバッチリです。

デニム感覚で着用できる、シンプルながらも洗練されたスペシャルヴィンテージです。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

本入荷の商品紹介は以上となります。

この後18:00〜インスタライブでもご紹介させて頂くので、お時間よろしければぜひご覧下さい。

明日はいつも通り14:00〜20:00で営業しています。

スタッフ一同、皆様のご来店を心よりお待ちしております。

 


【10/1(土)本入荷その10】 フランス軍 青年兵のプルオーバージャケット


 



 

フランス軍から、青年兵のジャケットが入荷します。

1940年代頃、戦争復興のために働いていた青年兵が着用していたものです。 

 今回は希少なプルオーバー仕様の個体をご用意する事ができました。

 


 

フランスらしい大きな丸襟に両胸のフラップポケット。

ポケット上と背中にヨークが入ることで、身体の曲線に無理なく沿う立体感のある仕上がりになっています。


 


 

青みがかった深いグリーンの生地。

カラッとしたコットンキャンバスが使用されており、モーターサイクルコートにも使われるコロンとしたメタルボタンがよく映えます。

身体に纏わりつかない軽快な肌触りをしています。


 

スラックスやデニム、チノパンなど合わせるボトムスを選ばない万能なジャケット。

シャツのようなジャケットのような、独特のバランスを楽しんで頂きたい1着です。


 

【10/1(土)本入荷その9】フランス軍 ボージョンリネンパンツ

 

 

フランス軍から、古いボージョンパンツが入荷します。

1800年代後半~1950年頃と長い間作業着として使用されていたボージョンシリーズ。

今回の個体は恐らく1930年代頃の固体です。




 

ウエスト周りにつけられたサスペンダーボタンやシンチバック。

この時代はまだベルトループが開発されておらず、ベルトを使わなくても調節できる仕様になっています。

フロント右側に懐中時計を入れるための小さなポケットが付いていたり、ボタンフライ内側には持ち出しがついていたり。

細かい部分ですが、古いパンツによく見られる丁寧な作りをしています。 




 

生地はヘリボーン織のリネン素材。

薄手の印象があるリネンですが、今回の個体はカーゴパンツのように肉厚なリネンが使用されています。

ずっしりと重たく、元々保温効果のある素材なので東京くらいの気温でしたら初冬まで着用して頂けます。

 

ちょうど良い太さのストレートシルエット。 

爽やかなホワイトカラーも相まって、合わせるトップスを選ばないのですんなりとワードローブに馴染んでくれます。

カジュアルにも上品にも着こなせるので、年齢を重ねても着続けられる1着です。

 

【10/1(土)本入荷その8】  フランス軍 フルオープンタイプのボージョンジャケット

 


 

フランス軍から、こちらも久しぶりに入荷するフルオープンタイプのボージョンジャケットが入荷します。

1930年代頃に採用されていたデザインの内の1つです。



 

 

スタンドカラーに胸ポケットのみと、フロントは至ってシンプルな作りをしています。

背面にはボタンで止めるタイプのベルトが付属します。

このベルトを締めると少し裾が窄まり。絶妙なショート丈と相まってシャツ感覚でも着用して頂けます。

また、平面的なフロントとは対照的に、肩の独特の作りや背中のマチなど、背面は立体感のある作りをしています。

 


生地は薄手のリネン素材。

淡く光るメタルボタンが柔らかな生成りによく映えます。

よく見ると糸の太さが均一ではなく、ネップや横糸が強く出る古い生地ならではの良い表情をしています。


 

カーディガンやちょっとした羽織のように着用できる程良くコンパクトなサイズ感。

上にコートなどのアウターを重ねてもゴワつかないので、1年を通して出番が多くなりそうです。

個性的なディティールを備えている割には、何にでもサラッとはまる1着です。






【10/1(土)本入荷その7】 フランス軍 キャバリエのレザーベスト

 

 

フランス軍から、深いブラウンのレザーベストが入荷します。

1940年代頃にキャバリエ(騎馬隊)で 採用されていました。

 

 


キュッと詰まった丸首にほとんどのパーツが削ぎ落とされたシンプルなデザイン。

唯一付く内ポケットはフラップだけがレザーに切り替えられています。



 

生地はしっかりした弾力と程よい光沢を感じられるカウレザー。

裏地は防寒性を高めるためにグレーカラーのウールが貼られています。



今回は紙タグ付きのdead stockでご用意する事ができました。

無骨になりがちなヴィンテージのレザーアイテムですが、すっきりとした肩周りや長すぎない着丈のおかげで上品な印象に仕上がっています。

シャツはもちろん、スウェットやニットなどのカジュアルなアイテムに合わせても綺麗にまとまる1着です。

 

【10/1(土)本入荷その6】 フランス軍 パラシュートジャケット 3rdタイプ

 


 

フランス軍から、3rdタイプのパラシュートジャケットが入荷します。

TAP47/56というモデル名で、TAP=空挺部隊、M47モデルの中の1956年から製造されていた3rdタイプ、という意味が表されています。

 


 
 

スッキリとしたスタンドカラーに丸みを帯びたフランス軍らしいシルエット。

大きな4つのポケットが目をひきます。

引きで見ると綺麗な曲線の中に無骨なディティールが詰め込まれており、唯一無二の雰囲気に仕上がっています。

ポケットのボタンがスナップボタンになっていたり、短めに作られた袖の内側にボタンが付いていたりと、引っかからないよう工夫されたパラシュート部隊ならではのディティールが施されています。

 

 

生地はヘリンボーン織のコットン素材。

しなやかなタッチで着た瞬間から自分の体に馴染んでいきます。

 


ポケットにはマチが付いており、大容量なのも嬉しいポイントです。

ヴィンテージはもちらろん、ボックス型のシルエットは現行のお洋服とも相性が良く、系統が変わってもワードローブに残り続けてくれると思います。

ばさっとラフに羽織るだけで様になる、主役として使って頂きたいジャケットです。

とても良いシルエットなのでぜひご試着してみて下さい。

 

 



【10/1(土)本入荷その5】フランス軍 M44バトルドレスジャケット

 





 

フランス軍から、M44バトルドレスジャケットのカーキモデルが入荷します。

M41、M44、M47と1940年代は改良を重ね、かなり頻繁にモデルチェンジが行われていました。

 



 

フロントや袖、フラップポケットなど、全てのボタンが比翼仕様になっています。

また、裾には多くのタックが入っており着用時に綺麗な丸みを帯びます。

苦手な方が多い印象のあるエポレットですが、後ろ見ごろ寄りに付いているのと柔らかく馴染んでだ生地が相まって、着る人に合わせた流れで緩やかに落ちていきます。

ぱっと見はイギリス軍のグリーンデニムジャケットとに似通ったディティールですが、所々フランス流にアレンジされています。


 

1番の特徴はヘンプリネンの生地でしょうか。

古いデニムのように、縦と横の糸がくっきりと浮き出るような色落ちをしています。

しっとりとしたタッチのよく馴染んだ個体 、プルプルとリネン特有の揺れが出ている個体など、生地によって少しずつ着心地やシルエットに違いがあるので、ぜひ着比べてみて下さい。

また、色味もグレーオリーブのようにくすんだカラーから、ベージュっぽくフェイドしたカーキカラーもご用意がございますので、お好みの1着が見つかると思います。


敬遠しがちなショート丈ですが、アームが太めなので良いバランスに仕上がっています。

カジュアルに着るならボリュームのあるボトムとスニーカー。

上品に着るならスラックスにローファーと合わせて。

幅広いスタイリングに馴染む、意外と出番の多い1着になりそうです。