本日はイギリス軍のプリズナーパンツをご紹介です。
こちらはプリズナーもので、生き残ったイタリア人兵士がイギリス軍の捕虜となり、着せられていたものです。
ドレッシーなイメージの側章も現代とは違い、本来の目的である兵士の区分けのためについています。
カジュアルとエレガンスが共存する絶妙なバランスだと思います。
一番上のボタンまで覆う比翼前立てはシャープな印象ですが、錆びたメタルボタンとその日焼け跡、とってつけたようなシンチバックはどこか間抜けな表情です。
生地はインド領で織られたであろうグレーのコットンシャンブレー、ネップがあり独特な表情です。側章も現代の艶っぽいものとは違い、ガーゼくらい甘く織られたコットン生地。
古い服の多くは、どんな些細なデザインにもいちいち理由があり、良くも悪くも重みがあります。特にミリタリーウェアは、インパクトの重たさに疲れることも。
今回ご紹介したパンツは、いい意味で匿名性が高くライトな印象なので、気負わず幅広いスタイルに合わせていただけるのでは?
Address 〒166-0003 東京都杉並区高円寺南3丁目57−3、ベルクレストビル1F
E-mail militaria.tokyo@gmail.com
TEL 050-1011-2974
営業時間 14:00〜20:00
0 件のコメント:
コメントを投稿