ドイツ軍から、モーターサイクルコートをご紹介します。
1940年代頃、DAK(ドイツアフリカ軍団)で採用されていました。
砂漠用で使用を想定し、現地の気候に最適化されたデザイン。
裏地は汗を吸収しやすくする為、メッシュのタオル地素材が使用されています。
Dポケットやチンストラップなどモーターサイクルコートらしいデザインも見られます。
また、背中のタックの入り方なども独特です。
ぎゅっとベルトを絞るとこのタックが綺麗に広がります。
片方はコットンリネン素材、メティスと呼ばれる夏用の薄くて丈夫な素材です。
もう片方はコットンツイル素材、こちらは占領下のフランスで作られたものだと思われます。
よく見るとコットンツイル素材がフランス軍のM38ジャケットと同素材でした。
占領下ではこういったイレギュラーピースが存在したりします。
しっかり丈が長いのも嬉しいポイントです。
トレンチコート感覚で使いやすいアウターです。
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